顔面神経麻痺

顔の表情は顔面神経を介し、表情筋を力源とすることで表出されます。何らかの原因で顔面神経が障害されると閉瞼、口の開閉、眉毛挙上などの顔面の複雑な表情が大きく損なわれます。ただし、自然回復の期待できる麻痺もあり、全てが外科的治療を必要とする訳ではありません。

手術法

  • 静的手術:安静時の対称性の回復を目的とする手術
  • 動的手術:表情運動の回復を目的とする手術
          顔面表情筋の機能再建を目的とする方法(神経移植など)
          表情筋以外を力源とする方法(筋肉移植術、側頭筋移行術など)

筋肉移植術
FNP前2_edited-2FNP後4_edited-2
左;術前 右;術後(交叉神経移植後、大腿内側の筋肉を神経・血管とともに
顔面にマイクロサージャリーの手技を用いて移植)

側頭筋移行術(McLaughlin法)
モザイク麻痺2モザイク麻痺4
左 術前 右;術後 歯を噛む動作で口角が挙上します