粉瘤 ・脂肪腫

粉瘤

  • 発症には諸説ありますが、皮脂や角質が皮下の嚢腫に詰まったもので、全身のどこにでも発症します。
  • 外見上は皮膚面が隆起していて黒点を認め(赤矢印)、圧排すると悪臭のある豆腐のかすのようなものが圧出されるのが特徴です。
  • 赤く腫れ、疼痛を伴う感染性粉瘤では保存的治療(内服薬、切開排膿)にて炎症を沈静化してから摘出術となります。
  • 根治術は嚢腫の摘出です。完全に摘出しないと再発の可能性があります。

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1.後頭部粉瘤
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2.切開線のマーキング
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3.敵出された粉瘤
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4.ガーゼにて圧迫固定(ガーゼは翌日には除去します。)

      

脂肪腫

  • 脂肪のかたまり(脂肪腫)と自己診断し受診する方がいますが、ほとんどが粉瘤です。
  • 脂肪腫と粉瘤は触診にて容易に鑑別可能です。
  • 脂肪腫は皮下腫瘤のため実際の大きさは半分程度です。
  • かなり大きくならないと症状はありません。
  • 脂肪腫の根治術も摘出です。

稗粒腫(はいりゅうしゅ)

  • 眼のまわりみられる、白い丘疹です。
  • 表面に注射針で小さな穴をあけ、内容物を押し出せばきれいにとれます。
  • 表皮嚢腫の小さなものと考えられています。